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プロフィール
登録日: 2019年1月5日
記事 (27)
2026年1月23日 ∙ 3 分
がんばりすぎた心に、戻ってこられる場所を
かまくら相談室を訪れる方の多くは、人生のどこかでふっと立ち止まり、「この先、どう進めばいいんだろう」と感じています。 それは、失恋や退職のような大きな出来事のあとだけではありません。仕事を頑張っているのに空回りしてしまう日。人間関係で笑っているのに、帰り道だけ急に泣きたくなる夜。SNSではみんなうまくやっているように見えて、自分だけ取り残された気がする瞬間。 そんなとき、心の足元がゆらぐように感じて、ここに来られるのだと思います。 カウンセリングは、まず「作戦会議」のような場です。 困っているときほど視野は狭くなり、「こうするしかない」と思い込みやすくなります。ここでは一度立ち止まって、いま何が起きているのかを一緒に整理し、どんな選択肢があり得るのかを静かに見渡していきます。 それは勝ち負けを決める会議ではありません。「どうすれば、もう一度ちゃんと息ができるか」を探すための作戦会議です。 同時に、カウンセリングは自分の心への「冒険」でもあります。 普段は近づかない感情、忘れたふりをしてきた記憶、名前のつかない違和感。そこへ一歩ずつ足を踏み入れていくのは、怖さもあります。けれど、冒...
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2025年11月12日 ∙ 2 分
「話さなきゃ」と思うほど、言葉は遠のく
「何から話せばいいか、わからなくて。気まずくて……沈黙が怖いんです」 そう言う方は多い。 沈黙には、いくつかの色が混じっている。 たとえば、胸の奥がいっぱいになって、言葉が追いつかない沈黙。身体が先に知っていて、喉が遅れて理解するような沈黙。たとえば、恥ずかしさで目を伏せたくなる沈黙。「こんなこと言ったら嫌われるかもしれない」と、心が身を守る沈黙。たとえば、ずっと頑張ってきた人に多い、凍りつきの沈黙。何も感じないのではなく、感じすぎないために一時停止している沈黙です。 不思議なことに、沈黙を「埋めなきゃ」と思うほど、心はさらに黙り込みます。逆に、沈黙が許されると、心は少しずつ動き出します。湖の底の砂が舞い上がっているとき、水をかき混ぜれば濁りは増える。でも、ただ待つと、濁りは沈んで、底が見えてくる。沈黙とは、そういう待ち方に似ています。 だんだんと慣れていくと 「ここ、黙っててもいいんですね」と思えてきます。 言葉が生まれる前に、まず“安全”が必要な人がいます。話さなくても見捨てられない、急かされない、評価されない——その感覚が、沈黙の中で育っていきます。...
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2025年6月29日 ∙ 3 分
ふっと立ち止まって、自分に優しくする方法
「もっとちゃんとしなきゃ」 って思うこと、ありますよね。あれもできていない、これもできていない、とつい自分を責めてしまう。そんなふうに自分に厳しいあなたは、本当はとても優しい人なんだろうと思います。 誰よりも「ちゃんとしたい」「ちゃんとした人でありたい」という願いが強いか...
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沢雄司
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