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「悩むこと」は、心の筋トレ


便利な時代と「使わなくなった力」


私たちは、とても便利な時代に生きています。


車に乗れば歩かなくても移動でき、

スマートフォンがあれば、欲しい情報はすぐ手に入ります。


とても快適です。

しかし一方で、体を動かす機会は減り、

気づかないうちに筋力は衰えていきます。


これは身体だけの話ではありません。

心にも同じことが起きています。

「葛藤」が減った時代


かつての生活には、自然と葛藤がありました。


・思い通りにならない環境

・我慢や調整を求められる場面

・家族や兄弟との衝突、言い合いと和解


しかし現代では、


・核家族化

・少子化

・個別化された生活


によって、幼い頃から人と生々しくぶつかる経験が減っている人がいます。


これはとても過ごしやすい環境です。

けれどその分、「心の筋肉」を使う機会も減っているのです。


■ 大人になってから起こる「負荷」


その結果、どうなるか。


大人になってから、急に強い負荷に直面します。


・満員電車のストレス

・職場での人間関係

・自分の欲求と現実のズレ


こうした場面で、


「どう折り合いをつければいいのか分からない」

「気持ちの処理が追いつかない」


ということが起こります。


その極端な形として、

パニック症状や強い不安が現れることもあります。

■ 「悩むこと」は悪いことではない


ここで大切なのは、


悩むこと自体は、悪いことではない

という視点です。


悩むというのは、


・自分の欲求

・現実の制約

・他者との関係


これらをすり合わせるプロセスです。


つまり、


心の筋トレのようなものです。


■ 重要なのは「ちょうどよい負荷」


筋トレと同じで、


・負荷が弱すぎれば、筋肉はつかない

・強すぎれば、ケガをする


心も同じです。


ただ楽になることだけを目指すと、

かえって心の力は育ちません。


かといって、強すぎるストレスは心を傷つけます。


大切なのは、


「ちょうどよい負荷」


です。

■ 自分ひとりでは調整が難しい理由


問題は、この「ちょうどよい負荷」は

自分ひとりでは見極めにくいという点です。


・頑張りすぎてしまう

・逆に避け続けてしまう

・何が適切か分からない


こうした状態になりやすいのが、人の心です。


■ 心のトレーナーとしてのカウンセリング


カウンセリングは、


ただ楽になるための場所ではありません。


あなたの状態を見ながら、


・どのくらい向き合うか

・どこで休むか

・どのテーマを扱うか


を一緒に調整していきます。


いわば、


心のトレーナーのような役割です。



■もし今、


・悩んでいる自分を否定している

・早く楽にならなければと思っている


のであれば、


少し見方を変えてみてください。


その悩みは、


心の筋肉が働いている証拠かもしれません。


そして、その負荷が強すぎると感じるときには、

一人で抱えず、調整する場を持つことも大切です。


かまくら相談室では、

一人ひとりのペースに合わせた形で、

無理のない「心の負荷」を一緒に整えていきます。


必要なときに、安心してご相談ください。


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